これはなに
- 副業を初めて一ヶ月が経過した
- 副業で始めて給料を得た
- 開始してまだ一ヶ月しかたってないがそこで得た学びを残す
どんな副業なのか
具体的には言えないのでざっくりと説明したい
- iOSの開発支援で新機能の開発やバグの修正などが主なタスク
- 自宅からリモートで平日の週3で2~3時間ほど稼働してる
- 給料は時給制で値段は言えない
- 高時給で儲かるような契約ではないが、そこには納得して副業している
なぜ副業を始めたのか
ここからが本題で理由は2つある。
① 本業は辞めたくないけど、本業とは別のサービスを開発したかった
転職はしたくないけど別のことはしたい。そう考える人は多いと思う。
大きな会社だと部門の移動とかで解消できる悩みかもしれない。
でも、今の本業だとそれは不可能なので副業という選択を取るしかなかった。
② リモートで開発を経験してみたかった
リモートで開発したいのは自分が将来、東京以外の場所で働く可能性があるから。
地元が田舎で親の体調によっては将来、実家に戻らざるをえない状況になるかもしれない。
そのリスクが問題になる前に対処できるスキルを持ってないと心配だなと思った。
でも、本業でリモート開発するには色々と越えないといけないハードルが多い。
そこで副業で出来ないかなと思ってたら幸運にもリモートで副業ができるようになった。
どうやって副業を手にしたのか
少し前に connpass で副業に関するイベントがあって参加した。
engineer-parallel-work.connpass.com
このイベントでは副業中のエンジニアが副業に関する知見をLTで発表してた。
内容をまとめると以下のような感じだった。
- 副業を始めるには周囲に副業したいことをアピールし続けること
- 副業未経験の人は受託案件はハードルが高いので最初はやめた方が良い
- 副業未経験の人はスタートアップで開発支援などで参加するのがベター
- 副業未経験の若者は、副業で儲けようとするのではなく、スキルアップしながらお小遣いが稼げるぐらいの気持ちで始めると良い。後にその経験が大きなリターンで返ってくる。
- 発表してた人たちは全て知人からの紹介で副業を得ていた
- 逆にWebサービス等で副業を得た人はいなかった
Webサービス等で副業を開始した人がいなかったのは、この市場が発展途上だからかもしれない。
またイベントのLTで発表できるような人たちなので、そこもバイアスがかかっているだろう。
でも、副業をお願いしたい会社側も見ず知らずのエンジニアに頼むよりは、知人経由での紹介の方が安心なのでやっぱり知人経由だと思う。
そして、自分も知人経由で副業を開始できたので間違いではないと思う。
特に、「周囲に副業したいことをアピールし続けること」 は一番大事というか、これをしないと始まらないので副業したい人は行動しよう。
今の副業で得た知見
最初は副業のメリットとデメリットで書こうと思ったけど、明確にメリットとデメリットに分けられないのでやめた。
メリットとデメリットが混在するというか、その狭間で右往左往するような感じ。
要は、読み手の立場によってどちらにも取れるので知見という言葉で濁すことにした。
知らない慣れてない技術に向かう機会が増える
当たり前すぎるが、これが面白いから副業してる。
本業は自分が書いたコードが多いし環境にも慣れている。
すると、慣れたことでやり続けてしまって成長の機会が減る。
自力で自分の殻を破って成長できる人は素晴らしいが、僕は環境を変えて半強制的に殻を破らざるをえない場所に身を置く方を選びたかった。
それなら転職すればいいのではと思うかもしれないが、そこまでの気持ちが今はないのは既に書いた。
あと、本業と副業で別々の仕事をすると、お互いを比較することで色んな改善策がポツポツと頭に浮かんでくる。
何かと何かを比較してそこに生まれる差分でいろんな気づきを得られるのも大きいと感じている。
もちろん、GitHub上のOSSを見ることで似たような体験を得ることは十分可能なんですが。
確定申告と請求書とかの知識がつく
副業を始めるのが面倒だと思う理由は、確定申告とか請求書とかがイマイチよくわからないからだと思う。
自分もここが心配だったが、知人の助けにより今のところは問題なさそうである。
要するに、ネットバンクで口座を開設してfreeeで開業届けを出して請求書もfreeeで作成するでOKだった。
まだ確定申告という難関を突破したことはないが、とにかく本業以外の収入を計算しやすいようにひとまとめにしておくことが大切で、あとは詳しい人に聞けばなんとかなる。
今までfreeeを使ったことなかったけど、色々便利ですごいなと思ったし、開業届けや確定申告などを自分事として考えられるようになったのは嬉しい。
学ぶ喜びを得ている。
リモートで改めて気づく報連相の大切さ
いつから稼働して、何時に完了して、何をやったのかをわかりやすく伝えないと、副業先の会社の人は心配になる。
当たり前だけど大切なことである。
稼働の開始と終了はslackでやり、開始時に今日の作業内容を簡単に書く。終了時には作業の進捗を書く。
作業の進捗や結果がわかりやすいように、WIPつけたりPRにはスクショなども貼る。
大きめの修正や仕様に大きな変更がありそうなとき、相手側の要望とその対応をまとめてissueにする。
正確にissueにまとめられてると、リモートでもコミュニケーションは比較的円滑にすすむ。
自分以外の人も副業でリモートしてるので、他のメンバーもお互いの作業が把握しやすくなる。
リモートだからとか関係なく、普通にやるべき事だけどその大切さを改めて実感してる。
ささいなことで褒められる
最後は承認欲求が満たされるてやつだ。
副業を必要としている会社は人手が足りてないので、不具合とか色んな問題が放置されがち。
ほんの数分でなおせそうな不具合とかも残ってるので、すぐに対応すると喜んでもらえる。
当たり前すぎるけどやってて楽しい。
まとめ
- 副業はじめました
- 副業を始めるには周囲に副業したいことをアピールし続けることが何よりも大切です
余談
今年のiOSDCの開催が発表されたので、発表する内容を準備しないと・・・。
http://blog.iosdc.jp/entry/2018/04/23/100000blog.iosdc.jp